先週はモーニングだけで終わってしまいましたが、５年ぶりの中華モーニングで「ついはしゃぎ過ぎて」しまいました。

そういわれても・・・・やはりチャイニーズ・キュイジーヌは奥が深くて、これにワインやシャンパンとのマリアージュを加えたら・・・ブログが先に進めなくなりそうです。

さて、５年ぶりの広州家具見本市２日目、昨日は本館に全く手を付けられずに終わってしまいました。

本館とは、画像の大きな筒のような建物です。

会場にはこの筒が６本あり、その中が更に２層になっています。

その大きさは前に述べたように、東京ドーム18個分・・・ただ圧倒されるのみです。

そして以前万歩計で計ったことがありましたが、会場は歩くだけで10キロくらいあります。

その中で商品を選び商談し、場合によってはオーダーをまとめます。

短時間でしかも瞬時に判断しなければなりません。

頭の中で商品を見ながら「ノー・イエス」を言っていますが、慣れてくると「ピン」とくるものが分かってきます。

ただし後半は、疲労との戦いで判断力が低下し、「ピン」も無くなり「ただゴールに向かって歩くだけ」になってしまいます。

そんな時、いい物が見つからず焦ってヒットを狙うとほとんど「空振り」に終わることが多々ありました。

そのため、「見本市慣れ」が必要になってくるのです。

今回は、５年間のブランク・・・・心配です。

モーニングをしっかりいただき戦闘開始です。

会場は、各ブースが碁盤の目のようになっています。

各館にマップがあるので、縦横に順路を決めてくまなく見るようにします。

背もたれにアクセントがあるチェアです。

かわいい・・・

けれど価格が・・・・持ち帰って検討かぁ・・・。

 

これは！

魚のようなタコのようなオブジェのような

チェアのような・・・・・６月入荷予定です。

チェアです。

いいデザインです。

座り心地も悪くありません・・・・が価格がエクスペンシブでスルー。

商談中です。

待つ時間がないのでパス。

ビンテージに少し手を加えた感じ・・・・でも今のNOCEではないかも。

ブースの中を確認しながら少し速度を上げて歩きます。

これは！です。

セメント製のコーヒーテーブル、改良中で７月入荷予定です。

流行のカラーとファブリックで税込、送料無料の10,000切りたい・・・で6月入荷です。

まだ１館目です。

見慣れてきて、段々どれも同じに見えてしまう一線を越えそうです。

壁沿いを折れ

直進し、反対側の壁に当たるとさらに折れて、会場を縫うようにタテヨコと進みます。

筒の長さは500メートルくらいでしょうか。

ヨコは100メートルかな・・。

これをタテヨコに歩いていくわけで、歩くだけでもただハードです。

この画像、因みに筒の1階部分で、2階も同じ構造で、筒は全部で6本です。

中に居ても気が遠くなりそうですが、文章で読むと気絶しそうです、

一階が終わり2階に行くと、広州の街が見えました。

左の高い建物が、昨日上空から見た111階建ての金融ビルが70階建てのビルを従えるようにスカイラインを演出していました。

筒の外側はデザインで、直線的な建物を包んでいる設計になっています。

 

さて2階攻略開始です。

チェアを見ながら歩きます。

RT-S260のコーヒーテーブル・・・・できるだけ早く入荷させます。

展示がおしゃれだとよく見えて、商品自体が分からなくなるので危険です。

これはPP製のチェア2個、ソファー、ローテーブルの4点セットで税込、送料無料で30,000切れるか・・・・で７月入荷予定です。

丸を描くデザインが特徴で、屋内でも屋外でも使えます。

全てのアイテムは、スタッキングできます。

PPとロープの組み合わせです。

これも４点セットです。

デザインに惹かれるものがありますがスルーします。

この手のものが古く感じてきました。

一つ目のパビリオンの終わりが見えてきました。

色を変えて・・・・もピンとこないかぁ。

ストレージチェアです。

NOCE展開中の方が使い勝手がいいのでなし。（NOCEは背もたれが可変式）

これは、スツールが

２個収まる優れもの。

スツール３色展開で税込、送料無料19,800円、７月入荷予定です。

コンテナの余ったスペースにで、税込、送料無料の9,800で同時入荷です。

これは、大きすぎかぁ。

一つ目の筒が終わりました。

時間と体がまずいです。

時間がおしてきたのと、疲労感にその上脚が痛くなってきました。

まず、優先順位をつけなければ・・・・ここで全部制覇の希望が無くなりました。

広いパビリオンなので移動はカートを使います。

長蛇の列で普段ならば歩きますが、ここは時間より体力温存でカートを使うため列に並びます。

順番が来たのでカートに乗ります。

動き出すと意外と早く「もしかしたら歩くより早いかも」で

次のパビリオンに到着です。

少し歩いて

パビリオンの入り口から

 

入場し

２階から攻略です。

ここは主にソファーです。

チェアよりも単価が高い分、作りこみも凝っています。

チェアで掴んだ？トレンドが活かせるか。

大型ソファーが多くチェアのように気軽に商談できません。

このソファーでも売価200,000円は超えます。

少し違う。

 

果てしない道・・・・足痛い・・・少し意識が飛びそうでなにか「ハイ」になってきました。

小型のソファー・・・

が、横に引き出すと小物スペースに

さらにアームを倒すとカウチに・・・ミニマリズムです。

税込、送料無料で49,800円・・・でいければで7月入荷予定です。

歩きます。

デザインも素材もいい・・・・けれど高い。

だんだん全部同じに見えてきそうだ・・・・・・。

これセットで400,000円くらいかな・・・。

かわいいデザインでも値段がかわいくない。

カラフルで綺麗なブースです。

これ圧縮ソファーです。

マットレスと同じでつぶされた状態で梱包され、梱包を解くと膨らむものです。

完全に膨らむには約3日と言われました。

この商品は競争激化が予想されるため、デザインの画像は控えさせていただきますが、7月入荷予定で5アイテム程の展開です。

これも時代でしょうか、圧縮ソファーなど考えられませんでした。

実際販売してみなければわかりませんが、ソファー、イコール「大型で送料がかかる」の常識が変わるのか・・・・。

ただ扱いやすくなるため、競争も激しくなるかと思います。

小さなテーブルが付いたソファーです。

テーブルをアッシュ・ナチュラルに変えて80,000円前後で7月入荷予定です。

NOCEで現在取扱のあるソファーのカウチバージョンです。

240,000円くらいになってしまうので、要検討です。

小型ですが、ちょっと違うかな・・・。

モジュラー・・・数が増えると高くなってしまって・・・。

どうでしょう。

2階が終わりました。

1階は大きなメーカーが多く、パビリオンの端から端まで使うところもあり、とりあえずスキップしました。

コレ聞いても高そうで・・・。

と、ここで終了のアナウンスです。

ブースにカバーがかけられていきます。

「終わった」とともに猛烈な疲労感と脚の痛さでベンチに座りしばらく立てなくなりました。

そういえば・・・朝から何も飲まず、食べず夢中になっていたことに気が付きました。

「よくやった」とまず自分に、そして羽田で買ったバックの4人にも「よく頑張った」とエールを送り

誰もいなくなった会場を

歩き

バックを預けたところまでカートで戻ると

広州の街がその一日を終わろうとしていました。

殆ど歩けない状態だったので、空港近くのホテルまでタクシーで向かいました。

ホテルでチェックインを済ませると、部屋には寄らずにレストランに向かいました。

チャーハンです。

大皿しかないため「わけわからず」で頼みましたが、普通の4人前くらいあります。

焼売です。

こちらは4個でありました。

やはり本場のチャーハン、夢中になって食べましたが、気が付くと「もうダメ」というレベルまで食べてしまいました。

残すの惜しい・・・・けど本当に「これ以上食べられれない」まで食べて席を後にしました。

たっぷり3人前以上、こんなにチャーハン食べたこと、生まれて初めてでした。

これも見本市からのハイ状態がロックされたままだからでしょうか。

翌朝早朝、ストレッチをし

送迎シャトルバスで

空港の

チケットカウンターに行きました。

羽田行B787-800に

乗り、

シートに座ると、広州が過去の時間に変わって行きました。

 

5年ぶりの見本市、全部見られなかった悔しさはあるものの「見て、感じなければわからない」プライスレスなことがたくさんありました。

電気自動車やキャッシュレス、街や人もその一つです。

そして、トレンドはトレンドが見えないからこそ見えるものだということが分かりました。

ザイチェン！